ビケットのルーツ、ブランディングしないこだわり

こんにちは。

 糸島の手仕事雑貨店、アトリエビケットの店主です🌟

まだまだ残暑が厳しいですが、真っ青な青空が気持ちのよい今日この頃です☀

今回はアトリエビケットが大事にしているこだわりについてのお話です!

ぜひ最後までご覧くださいね🎵

 アトリエビケットのコンセプトは「ホンモノをもっと身近に」

です。

 私たちのオープン当初からのこだわりは「ブランディングをしない」

ということです。

 このブランディングをしないというこだわりは、私たちの実家である真珠店を営む父のこだわりでもあります。

デザインの統一や同じような商品をブランド化すると、とてもおしゃれで見栄えもいいです。

 実際に、アクセサリー作家もフローリストの私も、自分好みのデザインはもちろんあります。

ただ、自分が好きなデザインにお客様に合わせていただくのではなく、様々なお客様に合わせた商品を常に追い求めています。

 アトリエに来ていただくとわかりますが、アクセサリーや花雑貨、各種雑貨は、シンプルなものから、可愛いらしいもの、大ぶりなもの、存在感のあるもの、ナチュラルなもの、様々な色の商品を展開しています。

オープンして8月で1年が経ち、おかげさまで、これまで200名を超えるお客様にご来店いただいています。

お客様の世代も様々でお好きなものも欲しいデザインもみなさま十人十色。

 足を運んでくださるお客様の一人一人に、何か一つでも心の中に残るものの選択肢を増やして提供したい、という想いが私たちにはあります。

 私たちの実家である真珠店も、100年以上続いており父で3代目になりますが、おかげさまで本当にたくさんのお客様に愛されています。

写真は初代曽祖父が三重県の志摩で真珠養殖をしていた頃の写真です。

日本が誇るあこや真珠という唯一の素材にこだわり、そしてその良さを伝えたい、その思いを私たちも受け継いでいきたい、そう思います。

 どんなに小さな注文や、少し複雑なご相談にも真摯に向き合って一つ一つ丁寧に対応している3代目である父の姿を小さい頃からずっと見てきました。

 決して全国的に有名な真珠店ではありませんが、真珠一筋の姿を見てくださって様々なお仕事のお話がきたり、新聞やテレビの取材を受けたこともありました。

 実家の店舗も、本当に様々な商品を展開しています。

 本当に真珠がお好きなお客様が多く、養殖からの知識が豊富な社長の話が聞けるのも、また専門店ならではです。

 ですが、ふらりとご来店されるお客様にも楽しんで頂けるようなリーズナブルな商品や遊び心のある商品もたくさんなんです。

そんなふらりと入りやすい、いろいろなものに出会えてなんだか楽しかった、そう思ってもらえるような作品をお店には並べていきたいと思っています。

そして、幅広い世代に作品を通じて真珠の魅力、花の魅力を糸島から伝えていきたい、これに尽きます。

ブランディングをした方がいいのでは?というお声もたくさんいただきました。

 私たちが大事にしていることは、外側の部分ではなく、中身があるそんなお店にしたいという想いがあります。

 私たちが思う中身というのは、作品だけでなく、「お店、人、雰囲気、心」があるお店。

大きな雑貨店ではなく、アトリエの一角でやっている小さなお店にもかかわらず、足を運んでくださるお客様に

選ぶ楽しさを感じていただけるそんな作品を日々作り続けています。

 アクセサリーは、作家本人が「せっかく買っていただいたアクセサリーをこの一つで終わってほしくない、また、デザインに飽きたら、その真珠を使って新しくリフォームしていつまでも大事に使い続けてほしい」という想い。

 花雑貨は、フローリストならではの「見てほっこり笑顔になる作品、そしてお買い上げくださったその先までをご提案したい」という想い。

 パール、花、共に、扱う素材選びにはかなりこだわっています。 自信も持っています。

ただ、ブランド化はしない。

なぜならば、より多くのお客様の心に響いてほしいから。

 本物をもっと身近に。

みなさまの身近にある手仕事雑貨店としてこれからも糸島から発信していきたいと思います。

 最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました♪

 

  

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